射出成形金型とは
鋼鉄やアルミなどの金属で作られた型。射出成形機に積まれ、溶けたプラスチック樹脂を流し込んで成形品の形状を作っていく重要なものです。プラスチック型と呼ばれることもあります。
金型のプレート数
2プレート金型とは
固定側と可動側の2つに分かれる金型です。部品点数が少なく製作費を抑える事が出来ます。


2プレート金型のゲート方式
代表的なゲート方式として、ダイレクトゲート、サイドゲート、サブマリンゲートがあります。
ダイレクトゲート
1個取に限られますが圧力損失が少なく、大型深物成型品に向いています。

サイドゲート
最も一般的なゲート方式です。ゲート部の加工が容易で、多数個取に対応しています。

サブマリンゲート
自動切断されるゲート方式です。小~中サイズの成型品に用いられます。
金型の構造によりゲートは成形品を突き出す際にカットされます。

3プレート金型とは
固定側と可動側とランナーの3つに分かれる金型です。自動的に成形品とランナーを分けて取り出すことが出来ます。金型構造によりゲートは型開きの際にカットされますが、2プレートよりも複雑な構造になり価格も高くなります。ゲート方式はピンポイントゲートと呼ばれます。

