成形機の周辺に設置し、生産性を上げ、成形品の品質を保つために金型や成形機に付帯する設備。

樹脂材料関係

成形樹脂材料を成形するのに適した状態に調整してくれる設備。

乾燥機

オーブン熱風・除湿の2種類があり、段取り替えの多い成形工場では一般的。
熱風式乾燥機ロングラン成形を行う場合有効。外気の湿度・気温の影響を受けるため、乾燥条件の厳しい製品には向かない。
除湿乾燥機ロングラン成形を行う場合有効。外気の湿度・気温の影響を受けず、乾燥条件の厳しい製品に有効的。

自動輸送機(オートローダー)

センサーを使用し、ホッパーなどのタンクから成形機へ自動で材料を輸送する。

混合機・計量機

バージン材料とリターン材の混合や、着色材(マスターバッチ)の混合等、複数の材料を混合する。乾燥機メーカーのオプションとして取り扱いが多い。

金属除去装置

リターン材を使用する場合など、粉砕機の刃こぼれ等の金属混入リスクがあるため使われる。乾燥機メーカのオプションとして取り扱いが多い。

粉取機

成形安定性向上アイテム。成形材料が輸送トラックの振動等により擦れてしまい、粉が多く発生するケースや、リターン材を使用する場合の粉取り・粉砕ミスの大きいランナーを取り除くために使われる。

金型関係

金型のコンディションを整え、成形品の品質を安定させるための設備。

温調器

金型温調機
(熱源:カートリッジヒータ)
加熱することしかできる。金型温度分布を均一にすることが難しいが、油や水を嫌う製品の場合、特に有効的。
油や水に比べ、配線・配管のスペースを取らない。
金型温調機
(熱源:油)
加熱・冷却が可能。金型温度分布が均一になりやすい。配管によるスペース確保が必要。製品の油汚れリスクが高まる。
金型温調機
(熱源:水)
加熱・冷却が可能。金型温度分布が均一になりやすい。給水した温度より高い温度帯で使用する。
配管によるスペース確保が必要。金型が錆びやすくなるため、金型材質の処理が必要。
チラーユニット
(媒体:水)
給水した温度より低い温度帯で調整が可能。水質に制限がある場合があります。

ホットランナーシステム

樹脂をゲート部分まで溶解するユニットで、 スプルー・ランナー・ゲートが不要なため、製品のみの樹脂を成形でき、材料費削減や成形サイクル短縮などが可能です。

型内圧センサー

金型内部のエジェクターピンやキャビティに取付け、製品部分などの樹脂圧力を測定するセンサです。キャビティバランスの優劣がはっきりと確認出来ます。通常、樹脂圧力は製品からほど遠いスクリューの駆動部で検知しています。

金型監視装置

金型表面の製品残り監視・ インサートワーク監視・製品ショート監視・スライドコアの戻り確認など金型保護、製品検査の用途で幅広く使用されています。

成形関係

成形後の製品の取り出しを自動化したり、製品の品質を維持するための設備。

取出しロボット

トラバース型取出ロボット製品、スプルランナを金型から取り出し、成形機の外へ運び出す装置。X,Y,Zの移動が可能で汎用性が高い。
サイドエントリー型取出ロボット製品、スプルランナを金型から取り出し、成形機の外へ運び出す装置。X,Yの移動が可能で、Z移動が無い分ハイサイクル成形を実現できる。
スイング式取出ロボット製品、スプルランナを金型から取り出し、成形機の外へ運び出す装置。決められた2方向へ移動が可能。安価である分、用途が限られる。

静電気除去器(イオナイザ)

製品へのダスト付着や機器の誤動作など、トラブルの原因となる静電気をイオンで中和し、除塵・除電を行なう装置。イオン発生方式により、複数の種類があります。